著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Cloud Culture" の日本語訳である。
クラウドの文化 Cloud Culture
「一つのマシン」(訳注:地球上のネットや通信システム全体)がある一方で、クラウド・コンピューターも多数存在する。それぞれのクラウド・コンピューターは、計算機の集合体が一つの計算機として働くものである。「一つのマシン」はすべてのクラウドが集まった巨大クラウドである。毎日の日課として、いつものようにあなたはネットに接続する。あなたの機器はクラウドへの最初の入口だ。ウェブによるアプリケーションを使って、ウェブ上ですべての仕事をする。よくあるウェブアプリとしては、電子メール、グーグル・ドキュメント、グーグル・カレンダー、フェースブック、フリッカー、その他ソーシャルネットワークサイトなどが提供されている。最も重要なことは、クラウドは目に見えてはならない。自分の音楽や、学期末レポートや、ショッピングカートなどが分散的サーバーファームに保存されていることに気づかれてはならない。情報や活動がすべて手許の入れ物にあるように感じられなければならない。
2008年12月13日
「保管とは移動すること」
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Movage" の日本語訳である。
保管とは移動すること Movage
デジタルの継続性は重要な問題である。デジタル情報は、短期間のうちに非常に容易にコピーできるが、長期間にわたってコピーしておくことは非常に困難である。すなわち、今たくさんのコピーを作ることはできても、1世紀以上にわたってコピーを保持することが非常に難しい。それには二つの理由がある。
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Movage" の日本語訳である。
保管とは移動すること Movage
デジタルの継続性は重要な問題である。デジタル情報は、短期間のうちに非常に容易にコピーできるが、長期間にわたってコピーしておくことは非常に困難である。すなわち、今たくさんのコピーを作ることはできても、1世紀以上にわたってコピーを保持することが非常に難しい。それには二つの理由がある。
2008年12月09日
「技術は無料になりたがる」
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Technology Wants To Be Free" の日本語訳である。
技術は無料になりたがる Technology Wants To Be Free
この前の2月、最近のTEDカンファレンスの休憩時間に、私はワイアードの現編集長クリス・アンダーソンと、彼が出版する予定のFREE(フリー)という本の話をしていた。(私たちが話をしているとき、フリッカーFlickrの創設者その人が私たちの写真を撮って、Flickrに投稿していた!すごいだろう?)十年近く前に、私は、"New Rules for the New Economy"(邦題:ニューエコノミー勝者の条件)という本を書いた。その中で、無料の役割と潤沢さの経済について述べた章が "Follow the Free"(無料で売れ)である。私が書いた文章の中で、この短い章ほど誤解されたものはない。それ以来、質疑応答の時間にこんな質問が出なかったことはない。「あなたは無料であることを受け入れるべきだと言っている。なぜあらゆるものが無料になるのか?」
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Technology Wants To Be Free" の日本語訳である。
技術は無料になりたがる Technology Wants To Be Free
この前の2月、最近のTEDカンファレンスの休憩時間に、私はワイアードの現編集長クリス・アンダーソンと、彼が出版する予定のFREE(フリー)という本の話をしていた。(私たちが話をしているとき、フリッカーFlickrの創設者その人が私たちの写真を撮って、Flickrに投稿していた!すごいだろう?)十年近く前に、私は、"New Rules for the New Economy"(邦題:ニューエコノミー勝者の条件)という本を書いた。その中で、無料の役割と潤沢さの経済について述べた章が "Follow the Free"(無料で売れ)である。私が書いた文章の中で、この短い章ほど誤解されたものはない。それ以来、質疑応答の時間にこんな質問が出なかったことはない。「あなたは無料であることを受け入れるべきだと言っている。なぜあらゆるものが無料になるのか?」