著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "How Much Power Does the Internet Consume?" の日本語訳である。
インターネットはどれだけの電力を消費するか? How Much Power Does the Internet Consume?
私は、ウェブおよびその基盤となるインターネット全体が一つの大きなマシンだと思っている。人間が作ったこの装置は、現存する機械のうちで空間的に最も大きなものである。また、それは今までに人間が作った機械の中で最も複雑なものである。そして、私たちが知っている中で最も信頼性の高い機械である。他にも多くの特質があるが、私たちはそれが一つのマシンだとは思っていないので、あまり目に見えない。
この「一つのマシン」を明示するために、私はその基本的な規模を解明しようとしてきた。世界中のウェブ全体で、コンピューター・チップが何個使われているか?世界全体を合わせると、その計算能力、記憶容量、通信容量はどれだけのものか?
2009年05月26日
2009年05月20日
「文学空間とサイバー空間」
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Literature-Space Vs. Cyberspace" の日本語訳である。
文学空間とサイバー空間 Literature-Space Vs. Cyberspace
この記事は、ウェブで文章を読むことについての議論の応酬の一つである。エッジとエンサイクロペディア・ブリタニカが実施したフォーラムのほかに、ニューヨーク・タイムズがオンラインで読むことの意義についての長い記事を掲載して、議論に参入してきた。この問題は、新しい技術に関する他の多くの問題の判断材料となるカナリヤみたいなものだと私は思う。これは本当に新しいものなのか、そして、もしそうならば従来とどう違うのか?
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "Literature-Space Vs. Cyberspace" の日本語訳である。
文学空間とサイバー空間 Literature-Space Vs. Cyberspace
この記事は、ウェブで文章を読むことについての議論の応酬の一つである。エッジとエンサイクロペディア・ブリタニカが実施したフォーラムのほかに、ニューヨーク・タイムズがオンラインで読むことの意義についての長い記事を掲載して、議論に参入してきた。この問題は、新しい技術に関する他の多くの問題の判断材料となるカナリヤみたいなものだと私は思う。これは本当に新しいものなのか、そして、もしそうならば従来とどう違うのか?
2009年05月13日
プロジェクト杉田玄白に登録された
この「七左衛門のメモ帳」に掲載しているケヴィン・ケリーの文章の翻訳が、プロジェクト杉田玄白に協賛作品として登録されました。
プロジェクト杉田玄白は「いろんな文章を勝手に翻訳して公開しちゃうプロジェクト」です。私が翻訳しているケヴィン・ケリーの文章は、クリエイティブコモンズ by-nc-sa ライセンスで、「非営利」という制約があります。私は、利用条件に制約があるものはプロジェクト杉田玄白には参加できない、と勝手に思いこんでいました。
昨年の暮れ頃でしたか、何かのきっかけでプロジェクト杉田玄白のサイトをじっくりと読むと、「原文に制限がある」文章については正式参加ではなくて「協賛テキスト」として参加できることに気づきました。そこで協賛希望のメールを山形浩生さんに送ったところ、それからかなりの月日がたちましたが、本日めでたく登録されたというわけです。
ケヴィン・ケリー『著作選』という形で掲載されているので、今後次々と翻訳が増えていっても追加登録する必要はありません。山形さん、考えましたね。
プロジェクト杉田玄白は「いろんな文章を勝手に翻訳して公開しちゃうプロジェクト」です。私が翻訳しているケヴィン・ケリーの文章は、クリエイティブコモンズ by-nc-sa ライセンスで、「非営利」という制約があります。私は、利用条件に制約があるものはプロジェクト杉田玄白には参加できない、と勝手に思いこんでいました。
昨年の暮れ頃でしたか、何かのきっかけでプロジェクト杉田玄白のサイトをじっくりと読むと、「原文に制限がある」文章については正式参加ではなくて「協賛テキスト」として参加できることに気づきました。そこで協賛希望のメールを山形浩生さんに送ったところ、それからかなりの月日がたちましたが、本日めでたく登録されたというわけです。
ケヴィン・ケリー『著作選』という形で掲載されているので、今後次々と翻訳が増えていっても追加登録する必要はありません。山形さん、考えましたね。
2009年05月01日
「新しい種類の知性」
著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "A New Kind of Mind" の日本語訳である。
新しい種類の知性 A New Kind of Mind
毎年、ジョン・ブロックマン(私の著作権代理人であり友人でもある)は科学者の友人や顧客たちに「大問題」を問いかけている。今年の質問は「世の中のあり方が変わるほどの科学的知見または研究開発成果として、あなたの存命中に出現すると思われるものは何か?」であった。 私の回答を以下に示しておくが、ジョン・ブロックマンの「2009年エッジの質問」サイト(2009 Edge Question)に行って、他の50件ほどの投稿も読んで欲しい。とても興味深いものが多い。特にダニー・ヒリスの回答は、私の回答と共通するものがあって気に入っている。
訳 :堺屋七左衛門
この文章は Kevin Kelly による "A New Kind of Mind" の日本語訳である。
新しい種類の知性 A New Kind of Mind
毎年、ジョン・ブロックマン(私の著作権代理人であり友人でもある)は科学者の友人や顧客たちに「大問題」を問いかけている。今年の質問は「世の中のあり方が変わるほどの科学的知見または研究開発成果として、あなたの存命中に出現すると思われるものは何か?」であった。 私の回答を以下に示しておくが、ジョン・ブロックマンの「2009年エッジの質問」サイト(2009 Edge Question)に行って、他の50件ほどの投稿も読んで欲しい。とても興味深いものが多い。特にダニー・ヒリスの回答は、私の回答と共通するものがあって気に入っている。