2010年09月18日

「飼い馴らされたサイボーグ」

著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門


この文章は Kevin Kelly による "We, the Domesticated Cyborg" の日本語訳である。



飼い馴らされたサイボーグ  We, the Domesticated Cyborg

静かなるバビロン(Quiet Babylon)というサイトを運営するティム・マリーは、サイボーグの概念が生まれて50年になるのを記念して(初出は1960年)、多数の著述家に随筆を依頼している。私は自分の新しい著書の一節を改作して、短い文章を寄稿した。サイボーグに関する50の投稿の一番手としてティムが掲載した拙文の一部を以下に示す。

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posted by 七左衛門 at 18:35 | 翻訳    

2010年09月11日

「発明は同時に生まれる」

著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門


この文章は Kevin Kelly による "Simultaneous Invention" の日本語訳である。



発明は同時に生まれる  Simultaneous Invention

雑誌ニューヨーカーに掲載された、ネイサン・ミアボルドの発明工場に関する記事で、マルコム・グラッドウェルが科学史研究者の研究成果を紹介している。それによれば、同時発明はよくあることだという。どの時代にも、発明は同時になされている。大発明でもそうだ。過去にも現在にも、そして異なる文化においても、これは真実である。グラッドウェルは次のように書いている。

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posted by 七左衛門 at 10:32 | 翻訳    

2010年09月01日

「流暢な画面」

著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly )
訳 :堺屋七左衛門


この文章は Kevin Kelly による "Screen Fluency" の日本語訳である。



流暢な画面  Screen Fluency

私たちは、以前は「聖書の民(本の民)」であったが、今では「画面の民」になりつつある。この転換をすべて完結するためには、いま言葉に対して行っているのと同じ容易さで、動画を操作し、作成し、処理することができる道具一式が必要である。

というのが、この日曜(訳注:原文発表は2008年11月)のニューヨーク・タイムズ・マガジンに私が書いた4千語にわたる記事の主題である。私はこの記事の題名を「流暢な画面 ("Screen Fluency")」と名づけたが、ニューヨーク・タイムズは「画面の運用能力を身につける("Becoming Screen Literate")」という見出しをつけた。以下にその抜粋を示す。

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posted by 七左衛門 at 22:29 | 翻訳