2008年08月12日

翻訳を始めた理由

私が翻訳を始めたのは、ケヴィン・ケリーの文章を読んで、こういう文章を日本でも多くの人に読んでもらえたらいいのになあと思ったからです。

ケヴィン・ケリーの考えに賛成かどうかは別として、彼の文章には芸術やビジネス、あるいはインターネットや技術について、いろいろなアイデアや考え方が盛りだくさんに詰まっています。さらに言えば、ネット上にはケヴィン・ケリーの文章だけでなく、英語で書かれた同様な記事が多く発表されています。英語圏の人はそれを読んで、そこから自分でも何かを考えたり実行したりしているはずです。

でも、私たち日本人としては、英語というハードルがあってそれらの記事を手軽に読めないのは残念なことです。文章を読んだ上で、そこに書いてある情報は不要であると判断するのならば、それはそれで良いでしょう。でも、英語だからという理由でそれを読まずに、宝の山かもしれないアイデアや考え方を見過ごしてしまうのであれば、非常にもったいないことです。この翻訳を通じてできるだけ多くの人に、そのような情報に接する機会を提供したいと思っています。
posted by 七左衛門 at 00:33 | 日記